【住宅省エネ2024キャンペーン】なぜ、窓の工事で200万円も補助金が出るのか?
住宅の新築やリフォームで注目を浴びている「住宅省エネ2024キャンペーン」
こちらは、国土交通省・経済産業省・環境省が、2050年のカーボンニュートラルの実現に向け、家庭部門の省エネを強力に推進するため、住宅の断熱性の向上や高効率給湯器の導入等の住宅省エネ化を支援する4つの補助事業の総称が「住宅省エネ2024キャンペーン」です。
補助事業
- 子育てエコホーム支援事業
- 先進的窓リノベ2024事業
- 給湯省エネ2024事業
- 賃貸集合給湯省エネ2024事業
これから住宅の新築やリフォームを計画されている方は、こちら(住宅省エネ2024キャンペーンサイト)を利用されると大変お得です。とてもわかりやすく概要が記されています。
そもそも「省エネ」とはなにか?
「省エネ」とは、「省エネルギー」を短くした言葉で、エネルギーを無駄なく上手に使うことです。広い定義があるかと思いますが、ここでいうエネルギーとは、電気やガス、ガソリンなどを指し、それらを形成する石油や石炭、天然ガスなども指します。
ではなぜ省エネが大切かいうと、いくつか理由があるうちの一つですが、エネルギーには限りがあるからです。電気やガス、ガソリンの資源である、石油、石炭や天然ガスはいつの日か地球上からなくなってしまうと言われています。
「いつの日か」とか「地球上からなくなってしまう」と聞くと、途方もなく先の話で、どこか遠い国の偉い人が解決してくれるような問題に聞こえます。はっとしたのは、普段何気なく使っているエネルギー資源のほとんどが、海外からの輸入に頼っていることを知った時です。日本では人口減少が社会問題として扱われていますが、世界の人口は増え続けています。この状況下で、石油の可採年数(現在の技術で経済的に採掘できる年数)は、およそ50年と言われています。50年後は、自分たちの子どもにも子どもがいるかもしれない時代です。それは、遠いようで近い未来です。世界各国でエネルギー資源の獲得のために競争している社会は、あまり想像をしたくないことです。
ひとりの力ではどうにもならないことで、たくさんの人と協力して実行していくことです。だから国策のキャンペーンがあって、数多の企業が「省エネ」を広めていく理由だと思いました。
補助事業の背景からみる省エネのヒント
こちらでは各補助事業の背景を紹介します。
今のところ住宅の新築やリフォームの計画が無くとも、各分野の有識者たちが導いた補助事業の背景を見ることは、日々の暮らしの中で省エネを考えるヒントになります。それは、自分たちの子供のいる社会を考えるヒントにもなるからです。
- エネルギー価格などの物価高騰の影響を受けやすい子育て世帯・若者夫婦世帯へ、省エネ新築住宅・リフォームに対しての投資の下支えを行う
- 窓は、冬の暖房の熱が逃げる割合は58%、夏の冷房中に入ってくる割合は73%。つまり暑さの原因の7割が、寒さの原因の6割が「窓」に起因している(日本建材・住宅設備産業協会調べ)
- 給湯器は、家庭用エネルギー使用量の約3割を占めている。太陽光発電など、再生エネルギー拡大に伴う出力制御対策や、寒冷地において高額な光熱費のコスト対策のため(資源エネルギー庁より)
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