【新生活】自炊が続かないのはなぜだろう？｜ひとり暮らしを検証してみる
受験戦争や就職活動を戦いぬいた学生も、もう一年頑張ろうと決意した勇敢な若者も、春は新しい生活が始まる季節です。かわいい子には旅をさせよの思いで、後ろ髪をひかれながら我が子を送り出す親御さんもいらっしゃるのではないでしょうか。
若いころにひとり暮らしをしていたことを思い出してみると、包丁を握ることが週に1度でもあったかどうか。鍋に火をかけることもなく、お米を研ぐのも面倒で、冷蔵庫はいつもカラッポでした。
そんな生活をしていた当時の自分を鏡に映して振り返ることで、これからひとり暮らしを始めようとする今を生きる若者へ、何かのヒントになればと思い筆を走らせています。
自炊をしなかった理由は「面倒だから」
一番最初に思い当たる理由です。
元々、食べることが好きでした。それは、料理を作る楽しみでもありました。
料理の知識など無いにしろ、この食材にこの調味料を加えたら美味しくなるはず。
など、誰からも文句を言われることなく、自分の好みに合わせて作ることができるひとり飯は、出来栄えに関わらず、それは楽しい時間だったと記憶しています。
あれから月日が経ち、妻子を持ち、否が応でも家事をやらさ・・・もとい、自主的に行うようになった今、料理をしてから後片付けまでの工程を記してみました。
- 料理を作り、食卓に配膳する
- 食事を摂る
- 食器を下げ、シンクで食器と調理器具を洗う
- 濡れた食器と調理器具を水切りに乗せ、作業台やコンロ周りを拭く
- 食器と調理器具の拭きあげをして、所定の位置に片づける
こうして振り返ると、自分で料理をするという作業自体には、さほど面倒さを感じておらず、食事を終えたあとに訪れる、片付けの作業に原因があるように思います。
「面倒だから」を克服するヒント
食べることが好きだった私が、料理を続けられなかった理由は、後片付けのことを考えずに自炊をしていたからではないかと分析します。
はりきって無駄にボウルを使ってみたり、大皿一枚で済むおかず類を、小皿へ数枚に分けてよそってみたり…簡単に洗い物を増やすことが、どれだけ自分の首を絞めているか、妻から言われるまで気付いていませんでした。
歳を重ねた今、アレコレ思案した結果辿り着いたのが「コンロのグリル」でした。
古くから魚焼きで知られるあの部分ですが、現代の進化した機能を見直してみると、驚愕の便利さです。
その理由とは、、、
まずは、こちらの写真をご覧ください。
こちらの写真は、それぞれコンロのグリル（魚焼き部分）に入れるプレートになります。コンロのグリルは、主に魚を焼く役割があるため、それに合わせた魚焼き用の網が入っています。近年では、その調理の幅は広がり、網の他に写真のようなプレートやBOX状のアイテムが同梱されている機種が増えております。こちらが普及した理由は、掃除が劇的に楽になるという点です。
こちらの写真は、魚網とフタつきのプレートの使用後の比較写真です。
油の飛び跳ねがなく、食材のニオイもつきません。
「面倒だから」を超える「美味しい」がある
コンロのグリルプレートの特徴として、清掃性の高さの他に、あらゆる食材が簡単に短時間で調理できることができます。
例えば、慌ただしい朝の時間。眠い目をこすりながらコンロの前に立ちます。プレートの上に、食パン・生卵・ソーセージ・プチトマト・ブロッコリーをおいて、自動消火のタイマーで10分程セットし、グリルコンロを点火。ほっといても自動消火するので、その間に顔を洗い身支度を済ませます。支度を終えた頃、ほかほかで栄養のある朝食ができあがっています。
かたや、学校や仕事で疲れきった帰り道。
夕飯をつくる気にもならず、近くのスーパーのお惣菜を買って帰る夜。
店頭に並ぶ揚げ物がやけに美味しそうに見えます。
ここで、買ってきた惣菜を温めなおすのに、電子レンジではなくコンロのグリルを使うことをお勧めします。
直火の力で、まるで揚げたてのような表面カリカリ、中ふっくらの食感を味わうことができるからです。また、グリル庫内は、フライパンで焼くよりも強い熱伝導を発揮するため、短い時間で食材の芯まで温めてくれます。
コンロのグリルは、キッチンの中で一番高温になる場所と言われています。
ほんの少しでも自炊ができるようになると、生活にメリハリができて、自信に繋がります。自炊って大変だなと感じるとき、改めて親のありがたみを知り、実家に帰って家庭の料理を味わったときの感動は、なにものにも代え難いものがあります。
自炊をすることは、自信で、自立だと思います。
これから新しい生活を迎えられる方に、自立の入口になるような情報をお伝えさせていただきました。皆さんに、さらなる成長と幸ある生活が待っていることを心よりお祈りします。